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2022年 第4回野鳥観察会を実施2022.12.26

セグロセキレイ ハクセキレイ カワラヒワ

2022年12月9日に第4回野鳥観察会を実施しました。

キヤノンエコロジーインダストリーでは生物多様性活動「キヤノンバードブランチプロジェクト」の一環として定期的に構内の野鳥観察を行っています。キヤノンバードブランチプロジェクトとは、鳥をテーマとした活動を通じ、「生命の循環」について考えることを目的としています。

今回の観察では12種類の野鳥を見ることができました。その中から、セグロセキレイ(1枚目)、ハクセキレイ(2枚目)、カワラヒワ(3枚目)を紹介します。

セグロセキレイとハクセキレイは見た目がよく似ています。目元から背中にかけて黒い部分が多いのがセグロセキレイで、目の下まで白いのはハクセキレイです。セグロセキレイは主に水辺に生息していて街中ではあまり見かけませんが、ハクセキレイは人間への警戒心が薄いようで、水辺の他に街中や農耕地などでもよく見られます。どちらも縄張り意識が強く、特にセグロセキレイはハクセキレイだけでなく、セグロセキレイ同士でも日々縄張り争いを繰り広げているようです。

カワラヒワも日本全国で見ることができる留鳥です。カワラヒワは秋以降になると集団でお見合いを行います。高い枯れ木など目立つ場所でオス同士が戦って求愛の順番を決定し、めでたくペアとなったオスとメスは絶えず一緒に行動するそうです。毎回同じ木にカワラヒワが2羽来るのですが、この日も同じ場所で観察できました。ずっと一緒にいたのでペアなのかもしれません。春先にかけて巣作りとなりますが、仲良く無事に子育てしてほしいですね。

キヤノンエコロジーインダストリーは今後も野鳥を通じた生物多様性活動に取り組んでいきます。

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