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2023年 第2回野鳥観察会を実施2023.06.14

カワセミ 小魚放流

2023年5月30日に第2回野鳥観察会を実施しました。

キヤノンエコロジーインダストリーでは生物多様性活動「キヤノンバードブランチプロジェクト」の一環として定期的に構内の野鳥観察を行っています。キヤノンバードブランチプロジェクトとは、鳥をテーマとした活動を通じ、「生命の循環」について考えることを目的としています。

今回の観察では初めて、カワセミを確認・撮影することができました。
カワセミは「飛ぶ宝石」と呼ばれる翡翠色をした美しい体色の野鳥で、水辺に生息しています。体色の青色は色素によるものではなく、構造色といって羽毛の構造により光の加減で水色や緑色に見えているそうです。当日はあいにくの曇り空で、翡翠色は控えめでした。

実はカワセミを呼び込むため、2020年の春に日本野鳥の会茨城県指導のもと、敷地内の調整池に小魚を放流していたのです。カワセミが来るまでには3年ほどかかると聞いていましたが、今回やっと姿を見ることができ、観察会のメンバーからは歓声があがりました。カワセミは留鳥のため基本的には同じ場所で暮らすそうなので、次回の観察会でも会えることを期待しています。

キヤノンエコロジーインダストリーは今後も野鳥を通じた生物多様性活動に取り組んでいきます。

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