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2023年 第3回野鳥観察会を実施2023.10.18
2023年10月18日に第3回野鳥観察会を実施しました。
キヤノンエコロジーインダストリーでは生物多様性活動「キヤノンバードブランチプロジェクト」の一環として定期的に構内の野鳥観察を行っています。キヤノンバードブランチプロジェクトとは、鳥をテーマとした活動を通じ、「生命の循環」について考えることを目的としています。
今回は16種類の野鳥を観察できました。その中からモズとヒヨドリについてご紹介します。
モズは体長20㎝ほど、全体的に褐色でオスは黒い過眼線をもっています。枝先など目立つところにとまるので目につきやすいですが、警戒心が強く、カメラを向けるとすぐに後ろ向きになってしまいます。かわいい見た目に反して肉食で、カエルなど捉えた獲物を木の枝などにさして食べる「早贄(はやにえ)」という行動をします。ただ、なぜこのような行動をするのかはわかっていないそうです。 実はモズを確認したエリアにカワセミの声も聞こえていたのですが、肉食のモズがいたため、警戒して逃げてしまったようです。次回はカワセミの撮影が出来るといいな。
ヒヨドリは体長27㎝ほどの野鳥で、日本各地で観測できますが、海外ではあまり見られないそうです。「ヒーヨヒーヨ」「ピーッピーッ」と良く通る鳴き声のため、構内で一番声が確認しやすい野鳥です。構内のバードバスでも水浴びをしに来る様子がよく見られます。飛び方に特徴があり、羽ばたき⇒休憩⇒羽ばたきと交互に行うため、まっすぐではなく波のような軌跡を描いて飛んでいきます。よく見ると頭がボサボサでかわいいですね。
キヤノンエコロジーインダストリーは今後も野鳥を通じた生物多様性活動に取り組んでいきます。