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2023年 第4回野鳥観察会を実施2024.01.29

シジュウカラの巣 シジュウカラの巣

2023年12月7日に第4回野鳥観察会を実施しました。

キヤノンエコロジーインダストリーでは生物多様性活動「キヤノンバードブランチプロジェクト」の一環として定期的に構内の野鳥観察を行っています。キヤノンバードブランチプロジェクトとは、鳥をテーマとした活動を通じ、「生命の循環」について考えることを目的としています。

今回はモズ、ヒヨドリ、冬鳥のツグミなど10種類55羽の野鳥を観察できました。また、巣箱の取り外しも行いましたので、巣箱の様子について紹介します。

2023年は構内10カ所にシジュウカラ用の巣箱を設置し、そのうち8カ所で巣作りが確認できました。

シジュウカラの巣は苔や葉などが土台になっています。一番上の卵を温めるところには動物の毛などが敷きつめられていて、ふわふわした感触です。厚さは巣箱にもよりますが、5㎝前後ありました。シジュウカラはメスが2週間ほどで巣を作り上げるそうです。春先は何度も巣箱を往復している様子が見られました。動物の毛などは抜け落ちたものを集めてくるそうですが、ときには直接引き抜くこともあるそうです。小さな体で大胆な行動ですね。 シジュウカラは他の野鳥が使用した形跡のある巣箱は使用しないそうなので、きれいに洗って今年また活用していきます。

キヤノンエコロジーインダストリーは今後も野鳥を通じた生物多様性活動に取り組んでいきます。

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