キヤノンでは、オフィスで使われた複合機を独自の技術で再生しています。回収された複合機は市場稼働データに基づいて状態を検査し、再生可能か判断します。そして、再生基準に従い部品の再使用の可否を判断したうえで分解・清掃・組み立てを行います。このように再生された複合機は、Refreshed シリーズとして再び市場へ出荷されます。
Refreshed シリーズは新品と同じ工程で作られ、さらに再生独自の追加検査を行うことで品質を保証しています。製品を知りつくしているメーカーだからこそ、再生品の機能を十分に保証することができます。
再生するためにオフィスで不要となった使用済み複合機(コピー機)を回収します。
回収された複合機の機体番号を読み取り、市場稼働データに基づいて状態を検査し、再生可能かを自動で判断します。(再生不可の製品はリサイクルします)
複合機ごとに診断書(カルテ)が作成され、交換が必要な部品をデータに基づいて判別し、取り外します。
分解した本体や部品などを機械や工具を使って基準を満たすまで清掃します。
劣化・摩耗した部品はカルテに従って再生部品または新品部品と交換し、製品を組み立てます。
品質基準に合わせて調整後、印刷画像の検査を行います。 印刷時に本体の動作チェックや通信などの電気チェックも実施します。
全ての検査に合格した複合機は環境に配慮した梱包材を使用し、Refreshedシリーズとして市場に出荷します。